未来予測 prediction of the future

 

ここのところの昼間の暑さは、涼しさに慣れた体には少しきついですね。

 

さて、皆さんは勉強が得意ですか?暗記は得意ですか?


「なんだ藪(やぶ)から棒に」と思われたかもしれませんが、それほど遠くない未来には「情報を食べる」時代が来るそうです。「食べる」というのは文字通り「口に入れて食べる」ということです。


暗記パン」というものをご存知ですか?そうです。ドラえもんの道具の一つで、食べるだけで覚えられるというパンです。パンに情報を写し取って、そのまま食べるのです。この道具の短所は、たくさん覚えるためにはたくさんのパンを食べなくてはいけないことです。また、食べたパンが体の外に出てしまうと忘れてしまいます。


「いやいや、架空の話でしょ」と思われるかもしれませんが、先ほどの「情報を食べる」ということはまさにこの暗記パンのようなことなのです。あるいは、もっと手軽な「食べられる情報」が実現するかもしれません。


「錠剤」を飲むだけで「英語をマスターする」ことができるというのです。その試みはすでに進められているようですが、にわかには信じられません。


 私がこの「錠剤」の話を耳にしたのは、先日放送されたNHKの「スーパープレゼンテーション」という番組です。


 このプレゼンテーションをしたのは、ニコラス・ネグロポンテという、かのMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの創設者にして、「未来予測を30年間」しつづけ、的中させてきた(それを実行してきた)人物です。

 

魔法のような話ですが、皆さんはどう思いますか?